もみじの強剪定に挑戦‼こんなに切って大丈夫?翌年の5月の樹形の様子もご紹介

もみじは和風の家にも洋風の家にもマッチし、シンボルツリーとして人気があります。私のように、住宅の購入の際、小さなもみじを庭に植えて楽しんでいるなんて方も多くいるのではないでしょうか。
ただ、もみじは成長が早く、長年放置しておくと手が付けられない高さになってしまいますので、住宅街などの小さなスペースで育てる場合には大きくならないように適度に剪定をする必要があります。

今回は、初めて強剪定しようと考えている方にやってみてわかった注意事項や、剪定後に心配な翌年の樹形の様子をご紹介します。

もみじの剪定時期と方法は?

剪定は必要なお手入れですが、木にとっては負担でもあります。木に体力が十分にない時期に剪定すると、枝を切られたダメージを回復することができずに枯れてします事があるので注意が必要です。

  1. 春から夏にかけての剪定(弱剪定)
    太い枝などを大きく切るのでははく、風通しをよくして幹にしっかりと日光を当てることを目的とします。風通しは重要です‼以前我が家のもみじはアブラムシの被害にあったので注意しましょう。
  2. 11月から2月頃の剪定(強剪定)
    紅葉が終わり落葉後から休眠期に入るので、大きく形を整えたい場合は樹形を思い浮かべながら、そこから外れる太い枝を思い切って落とします

剪定時の注意点

  1. 枝は根元から切る
    枝の先端で剪定すると切り先から新芽が出てくるので、枝の先端部分に葉が密集してしまいます。
  2. 1度に多くの枝を切りすぎない
    はじめは慎重に枝1本1本を切り進めていても、次第に慣れてきて剪定に勢いがつき、気が付いたら切りすぎてしまうことがあります。時間をおいて遠くから見るなどして落ち着くことも重要です。
  3. 切断面に癒合剤を塗る
    剪定後の木は傷口から雨や雑菌が侵入して病気になったり、水分や養分が流出したりと枯れやすい状態になります。枯れる原因から木の切断面を保護して、回復を早めるのが癒合剤の役割です。我が家で使用している癒合剤はトップジンMペースト。切断面に刷毛などで塗るだけです。癒合剤は衣類に付くと落ちないため、使用の際には注意しましょう。

癒合剤はお金も時間もかかり面倒に感じるかもしれませんが、癒合剤を塗らずに悲しい思いをした我が家のナツツバキの例もありますので、強剪定後の癒合剤は重要だと感じています。

癒合剤を使用しなかったナツツバキ
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感想(3件)

3月の強剪定後と5月の様子

12月 剪定後もみじ
3月 剪定後
5月 新芽

色々調べているうちに3月になってしまいました💦葉がない状態なので切りすぎたかな?と思うくらい思い切って剪定しましたが、5月にはきれいな葉が込み合うことなく展開しています。風に揺れる姿がスタイリッシュな印象です。

まとめ

もみじの強剪定時の注意事項や新芽が展開する様子をご紹介しました。素人の自分でも剪定ができるの?と思っている方が、強剪定初挑戦する際にお役に立てれば幸いです。同じ家で育った庭木を自分で切ると愛着が湧きよく見るようにもなります。大切な庭木を自分好みに育ててください♪