子供の上履きは何で選ぶ?小学4年生が教えてくれた上履きの違いをご紹介

学校ごとに指定のある上履きは、1日で1番長く履く靴になります。そのため、子供の足に少しでも良いものを選びたいものです。しかし、この時期の子供の成長は早く、何度も買い替える必要があることから、価格も重要と考える方も多いと思います。同じ形の上履きは数種類のメーカーから選択できることもあり、メーカーによって価格は大きく異なります。我が家の子供が通う小学校は2種類のメーカーから上履きを選択できるのですが、子供が小さいうちは上履きの違いをうまく説明できず、あまり違いがないと思っていました。今回我が家の9歳(小学校4年)の娘が実際履いた時の違いを教えてくれたので、これから上履きを購入される方は、選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

上履きの比較

今回比較したのは2種類

  1. アキレス校内履き 620
  2. ムーンスター 4型S
サイズ展開素材中敷き価格
アキレス14~30(14~21はハーフサイズなし)綿ポンジー取り外し不可1400円(近隣の小学校の上履きを取り扱う靴チェーン店)
ムーンスター14~30(14~21はハーフサイズなし)綿布取り外し不可1900円(近隣の小学校の上履きを取り扱う靴チェーン店)

見た目や布部を触った感じにあまり違いを感じません。重さも手に持った感じは違いを感じませんが、実際量ったところアキレスが若干軽いです。
20.0cmのムーンスター:172g(片足)
21.0cmのアキレス:153g(片足)
22.0cmのムーンスター:176g(片足)
サイズ展開も、共にハーフサイズがないので大体で選ぶしかありません。そうなると500円の価格差は大きいように感じます。多くの方が価格の安いほうを選択しそうですが(-ω-;)ウーン 

子供の履いた感想

見た目に大きな違いがない上履きも、毎日長時間履いている子供はやはり違いを感じるようです。どこが違うのか聞いてみると、

  1. アキレスは歩くときに硬い感じがして、横に隙間ができて脱げそうになる
  2. アキレスはすべる

と言うのです。これはソールの違いでは・・・

ソールの違い

左:アキレス  右:ムーンスター

アキレスは凹凸が細く全体が平らで、触った感じスベスベしています。
ムーンスターは凹凸が大きく立体的な構造で、触るとゴムを触っている感じが強いです。
そして、形状がアキレスは細長いのに対して、ムーンスターはくびれがあります。
この違いが滑る・脱げそうになるということにつながっているのではないでしょうか。体育館とかで激しく動く小学生にはこの違いが大きいのかもしれません。

他の違いは?

生地の違いによると思うのですが、黒ずみの程度が違います。

左:ムーンスター20.0cm 中:アキレス21.0cm 右:ムーンスター22.0cm

同じ子供が同じ期間・同様の方法で洗濯を繰り返しながら履いたものです。ムーンスターの方が白さをキープできていることがわかると思います。子供の成長は早く短期間しか履けないものなので気にならない方もいるかもしれません。しかし、靴洗い担当の私としては、洗った後白い方がやっぱり気持ちがいいです。そして、我が家は状態が良ければ下の兄弟にも履いてもらいたいと考えているので、綺麗な状態が続いてくれる上履きは助かります。

まとめ

小学校の上履きは1日で1番長く履く靴ですので、子供が安全・快適・清潔に生活できるように選択したいものです。我が家は子供の声を参考にして500円の価格差があってもムーンスターを選択しています。小学校によって様々な上履きがあるかと思いますが、これから上履きを購入する場合には今回の記事を参考に子供にとって最適な上履きを選択していただければ幸いです。